利用者様の自宅や個人の施設へ出向いて看護ケアを行う訪問看護師。訪問件数が多いと移動にも時間を要するほか、計画書や報告書の作成もしなくてはなりません。訪問看護師がどのようなスケジュールで1日を過ごすのか、詳しく解説しています。
訪問看護師になるには、基本的に看護師資格があればOKです。一定以上の臨床経験を求められる場合がありますが、ひと通りの医療技術ができる目安となるためで、基準に満たなくても採用してくれるところはあります。
ただし准看護師の場合、24時間対応ができない、減算の対象になるという理由から採用に不利となる可能性があります。
訪問看護の研修や教育を受けたあと、新人、中堅へとステップアップしていける訪問看護師。キャリアを積んでいけば、訪問看護ステーションの管理者として活躍するチャンスや訪問看護認定看護師・専門看護師といった専門職に就く道もあります。
訪問看護は、個人の住居へ赴いて看護ケアを行います。利用者様への言葉遣いや礼節をわきまえた行動ができる人は、訪問看護師として活躍できるでしょう。病院・クリニックのように環境が整っていないぶん、自ら思考して臨機応変に対応できる力も問われます。
オンコールとは、自宅などで待機しながら利用者様やご家族からの相談・連絡に応じる業務です。電話相談だけでは解決できない場合、緊急で利用者様のご自宅に訪問する場合もあります。
勤務するクリニックやステーションによってオンコールの回数は異なりますが、担当の訪問看護師にはオンコール手当が支給されます。
赤ちゃんから高齢者まで、主治医が必要と認めればすべての年代が利用する訪問看護。
利用者の疾患として最も多いのは脳血管疾患で、次に筋肉骨格系疾患、アルツハイマー病を含む認知症と続きます。医療依存度の高い重度の方や24時間対応が必要な方の利用も多い傾向にあります。
夏場の訪問では、移動時に強い日差しにさらされることが多く、熱中症にかかるリスクが上がりやすいです。また、感染予防対策として防護服を着用する機会もあり、発汗しやすいと考えられます。
熱中症・暑さ対策においては、業務の際に使用できるように、あらかじめクールインナーやデオドラント用品を準備しておくことが重要なほか、利用者さまの看護を行う上でのポイントも理解しておくようにしましょう。
訪問看護師と病院看護師にはどのような違いがあるのか気になるものです。医療行為をおこなうという点においては大きな違いはありませんが、対象者の自宅へ訪問して業務をおこなう点が大きく異なります。
求められるスキルにも違いがあり、訪問看護は、優先順位の付け方や自分一人で判断できるかどうか、家族への対応などをしっかりこなす必要があります。
明確な評価制度で努力が結果に直結。
インセンティブ・オンコール手当も充実で、
頑張りがしっかりと還元される。
※オンコール手当、インセンティブ別
※可能なスタッフのみ、平均月3回
オンコール対応なし。
土日祝日がしっかり休めて、
子供の行事にも参加できる。
※資格手当、地域手当、訪問件数手当別
※土日祝固定休みの場合の給与モデル
最長3ヵ月の同行訪問や訪問看護研修など
充実したサポートがあるから、
ブランクがあっても安心して復帰できる。
※オンコール手当、緊急時手当別
※いなげ事業所の給与モデル
選定条件:
千葉市にある訪問看護ステーション99件(「厚生労働省 介護事業所・生活関連情報検索」をもとに調査)のうち、公式HPに訪問看護師の求人についての明記があり、千葉県内に複数の拠点を持つ17社から、下記選定基準をもとに3社をピックアップ(2024年9月5日調査時点)
・ドットライフ:公式HPに評価制度の明記がある企業の中で、インセンティブの金額が最も高い
・訪問看護ステーション デューン:オンコールがない企業の中で、唯一土日祝休みの働き方を選べる
・いーね訪問看護ステーション:公式HPに記載の同行訪問期間が2~3ヵ月と最も長く、かつ訪問看護研修を実施している